ビジョンを届けるプレゼンテーション

マネジメントの皆さんと組織変革に取り組んでいます。
まずは、プレセッションということで、マネジメントの皆さんにビジョンを語ってもらうことになり、その語る際の道具として、KP法(紙芝居プレゼンテーション)をご紹介することにしました。

想いを言葉にこめて、アウトプットにして表現する、という一連のプレゼンプロセスをシンプルに短時間で実現できるのがKP法の利点です。多く言葉を語らない親方肌の建設業の方でも、こういう手法を活用することで、自分の中の想いを言葉にしていくことができるのですね。

ミッション・ビジョンが大事と言いますが、作ればイイわけではないのです。
必要なことは、共通の体験。共通の言葉。
そして、共に考えぬいたある意味悶々とした共通の時間も。

でも、組織が大きくなればなるほど全員で共通の体験や時間を持つことは難しいですね。

ではどうすればよいか?

まずは直接会って話せる人からはじめましょう。
上から落とされたからやれという話はなく、なぜ貴方はそれが大事だと思うのか、自分の言葉で語りましょう。

自分の言葉にして語りなおすということが、今目の前にいる人が受け取り易いサイズに落とし込んでいるということにつながるのです。
受け取り易いということは、伝わり易いということ。

KP法を使わなくてもいいんです。でもそれで自分の頭を整理していたら、きっと伝わり易くなることでしょう。

伝わっていれば、それを聴いてくれた人は、またその人の周りの人たちに語り始めるはず・・・

決して、作られた言葉だけを伝えようとしないで。
貴方自身がなぜそれを大切に思っているのかをまずは考えてみることからビジョンの浸透は始まります。