学生のキャリア支援におけるファシリテーション講座

とある私立大学のキャリアセンターからのご依頼で、就活支援のための授業を担当しています。
今日は、初のプログラムをリリースしたこともあり、若干緊張しましたが、コミュケーションの基本的なことをお伝えしてきました。

ディスカッションでは、基礎スキルとなるファシリテーションのティップスをお伝えするワークショップ形式の授業であり、学生の皆さんに、社会人基礎力を身につけてもらうための第一歩という意味合いも持っている時間になります。

私の学生時代は、こんな機会はなかったですが、、今の学生たちはこんな環境を学校が作ってくれるという意味ではうらやましいことです。
でも、就活の厳しさは半端ない状態であることをこの授業を担当することで知ることが出来ました。
企業からNGをもらいつつづけることの学生のメンタルへの影響を考えると心が痛みます。

今日のグループ・ディスカッションでは、ギターを背負って、一見一番アウトローないでたちをしている男子が進行役(ファシリテーター)を引き受けてくれました。
それが、とても上手くて、驚きました。
服装で判断するものではありませんが、場なれしているところは、コミュニケーションの経験値の違いということになるのかもしれません。

そうう意味では、ファシリテーションって、特別なことではないのですよね。
普通にその場に必要なことは何だろう?って考えればいいだけです。。。。
何も知識がなくても、それが自然とわかる人がいます。

なんだか原点に立ち戻った瞬間でした。

どうしたら上手くなれる?と質問されて、場数をこなすしかない・・って答えたのは昨日のこと。
いまどきの学生は、見た目も多様で面白いし、話してみれば、みんな感じのいい子たちばかりです。