ナラティヴ・アプローチをpractice!practice!practice!

ナラティヴ・セラピー・ プラクティス・シリーズが本日終了しました。
このシリーズは、ある程度ナラティヴ・セラピーを学んできた人が、プラクティスを通じて、理解を深め、技術を磨いていくために開かれている実践練習の場です。
ナラティヴでは、よくpractice!practice!practice!と合言葉のように、実践してみることの重要性が語られますが、そのような意味合いで講義よりもワークを中心にした8回シリーズのプログラムでした。

1.カウンセリングの基本的応答
2.外在化する会話
3.ロール・モデル・プレイ
4.OW&Rチーム
5.コラボレイティヴ・チームでのダブル・リスニング
6.耳の調律
7.再著述する会話
8.文書化の実践

本日は、その最終回「文書化実践」です。マイケル・ホワイトの本を読んでいると頻繁に出てくる「手紙」はこの文書化実践の一つです。
お手紙を書くという構えた雰囲気というよりは、もう少し軽いイメージでよいのだと思います。とはいえ、クライアントを認証する文章にする必要はあり、これが中々難しいのです。
30分以上かけないで書けるようになりましょう、と言われていますが、私はとても時間がかかってしまうので、これもプラクティス!プラクティス!ですね。

今日は、話す、聴く、観察する、そして文書化する、という練習を繰り返しました。
手紙を書く側だけでなく、いただく側にも体験できるのがこのコースの醍醐味です。

私が話し手になって語ったのは、この半年間色々悩んで苦労して取り組んできたお仕事の話。
その語りから、聴き手と聴衆役の方からお手紙をいただき、読み上げてもらったら、涙が溢れてきてしまいました。

会話というのは儚いもの。
儚さゆえに、文字に残さない、という考え方もありますが。
儚く消えてしまわないで欲しい、残しておきたい語りもあります。
その語りをお手紙にして届けることで、さらにその人の未来を支えていくのが文書化実践。

いただいたお手紙はこれから私の宝物になりそうです。

理論と実践は、体験と共に循環していくからこそ、ということなのですね。
もっともっと、practice!practice!practice!していきたいと思います。