組織の土壌を対話で耕し続けていく

今日のシナリオプランニングの場に、6年前と5年前の受講生がゲストで参加してくれました。
継続的に関わらせていただいているクライアント様だからこそできることで、今期のメンバーにとっても、私たちプロラボにとっても、大変ありがたい時間になりました。

次世代リーダー育成だったり、次世代経営者育成だったり、コンセプトは違う場合もあるのですが、健全な危機感を持って未来からバックキャストしてリアルに自社のことを徹底的に考えるこの対話型の人財育成のプロセスを続けてきて、ここにきて、このような形で社内の人たちが同じ共通言語をもって、でも多様な視点が混ざり合って、つながりあっていくのを見せていただけたのが、支援する側としてこの上ない喜びでした。

加えて、Visionや戦略や、うちの会社ってこうだよね、という類のお話は、「上は伝えてるつもり」でも「伝わってない」ということが多いものです。
マネジメントの方が、「今日のような対話なくしては伝わらない」ということを体感もって感じてくださったことは、ここまで積み重ねてきたことがつながってきたという意味でもとても嬉しいことです。

組織土壌というものを耕すには時間はかかるものですが、諦めずに対話と共に続けていくこと。

途中で耕すことを止めてしまうと、元の固い土壌に戻ってしまう・・それは勿体ないことです。